大岩3区まちづくりプロジェクトが区外の人をも対象とした業務を行っている理由

 大岩3区まちづくりプロジェクトは、主として大岩3区の地域活性化を目的とした団体です。
活動財源は、区民の皆さんが拠出していただいている「古紙」のリサイクル収益です。
現在、1)区民館広場横、2)竜野橋先、3)富士見小南道路空地 の3箇所が、常時
皆様の古紙(新聞、ダンボール、雑誌、ミックス紙など)を受け入れています。

 収支については、1円にいたるまで、すべてホームページで公開しています。特に、支出
の領収書に関しては、ほぼ100%ネット公開しております。


 さて、古紙は、ここ数年、区内在住の渡井瀧男様(元区長)にご苦労をかけ、業者まで
運搬していただいております。
 業者さんからいただいたお金(収益)に加えて、その仕切書(受取票)をまとめて市役所
(生活環境課)に提出すると、総重量(kg)×3円分が、活動奨励金として支払われます。
 ここ1年ぐらいは、古紙の引取り価格はkg11円ぐらいです。ですので、本プロジェクトの
活動の3/14(14分の3)は、市から補助金です。

 そこで、その分ぐらいは、(大岩3区も含む)市全体にお返しできるような活動をしよう、と
いう趣旨で様々な活動を展開しています。
 具体的には、大岩3区で、大岩3区まちづくりプロジェクトが係わるすべての文化活動に
おいて、区内外を区別せず、区外の方も受け入れて行ったり、区外から参加された方には
区民と同じ特典を進呈しています。
 市がよくならずして、その小単位の区がよくなるはずはありません。今や、市や県の魅力
を発信すること(シティープロモーション)は、人口減少等に鑑みて非常に重要になってきて
おります。子育てがしやすい、税収が豊かで住民サービスが良い、と思われ出生率も高く
人口が伸びている町(県内では例えば長泉町)でさえも、魅力の発信を盛んにしています。
区はそういう市の施策に協力すべきです。しかし、行政区としての区が直接そのような活動
をするのは難しい面があります。そこで区で認知されている市民団体がそのような活動をし
それを発信してゆくことが必要になります。

 以上の理由・経緯で、大岩3区まちづくりプロジェクトは、活動の一部は区を越えた形でも
行い、それを発信している次第です。