平成28年8月21日(日)

大岩3区六地蔵尊法要の様子
行者さんを招いて、法要を厳かに執り行った。
宝剣(払い清め)、法螺、表白(説明)、読経、法螺 の順で行われた。
すべて終わった後で、区長より挨拶、そして
簡単な飲食を行った。
六地蔵のある場所は、弓沢川のほとり、舞舞木橋のたもと。
舞舞木と大岩3区との結界でもある。ここを境に文化も違っていた。
昔はもっと盛んにお祭りをして、子供の楽しみの一つでもあった、などの
ことが話題になった。
大宮方面から富士登山をする人、富士方面(源道寺方面から)から富士登山
をする人がこのあたりで合流し、ここを通って、富士登山をしたらしい。
富士見小学校の校歌にも、「賽の河原の六地蔵」と歌われている。
文化財としての価値もある場所であります。


区長より、下記の説明の紙が配られた。

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『我々は、生前の行いによって死後に下記のお地蔵さまにお世話になり善い人間の心に引き戻してもらい
極楽浄土へと旅立つことになっております。』

皆さんは、今現在、どのお地蔵さまの元でお世話になるか考えてみてください。

  
禅林地蔵尊(地獄担当) 何でも悪いことは、みんな他人のせいにして、他人を責めてきた人が、
このお地蔵さまのもので修行して善い人間の心に引き戻してもらうのです。
無二地蔵尊(餓鬼担当) この世にいる間に、貪りの心から他の人に施しをしなかった者「欲張りの者が落ちる
餓鬼の世界です。極端なまでに餓鬼、飢渇に苦しむとされています。
護讃地蔵尊(畜生担当) 自分が得をするなら、人がどんなに迷惑をしようと平気(自己中汚染に染まっている人)
と言う「強いもの勝ち」の心を持っている人が落ちる畜生の世界です。
諸龍地蔵尊(修羅担当) 争いごとを好んで、他人を傷つけた者、誹謗中傷を好んでした者が死後にお世話になる
お地蔵様です。
伏勝地蔵尊(人間担当) この世で、人畜無害で一生を終えた人がお世話になるお地蔵さまです。
伏息地蔵尊(天上担当) 十善戒をよく守り、世のため、人のために尽くした人、陰徳(無償の行為)を惜しまず積んだ
人が死後にお世話になるお地蔵様です。
できれば、このお地蔵さまのもとで修行して、直ちに極楽浄土に行きたいものです。